「サイファ覚醒せよ!世界の新解読バイブル」 宮台真司・速水由紀子著 ちくま文庫刊
カバーの写真がホンマタカシだったり。
その写真がなんだか意味ありげで面白い。
同調圧力に負けず、多元的所属を意識すること。
社会の外側にある世界の存在を見つめること。
”名伏しがたいすごいもの”との出会い。
それは、ひとりひとり違ってていい。
それらを見つけて解読する作業を淡々と進めていく、哲学する。
そうかぁ、これは宮台・速水版「メメント・モリ」だったのかぁ。
正直、社会学はよくわからんけど、言わんとすることはわかった気がする。
それはそうと、この本でも少し触れていたけど、
SFに描かれるあり得そうな未来を想像するとわくわくするナ。
我が物顔して地球を占拠してる人間だって、所詮、進化の途中のただの生き物。
退屈な日常、先の見える会社生活、夢なき社会情勢・・・
そんなことくらいでため息ついてる場合じゃない!!(笑)
最近はスピリチュアルなものが流行しているけど、
他力本願で自分がわかったような気になってるのはどうかと思う。
やっぱさぁ、心の安定を望むなら、自分で勉強して経験して学んでいくしかないんだよ。
生きてる意味なんて、僕はあんまり考えないし、興味はないけど、
生きてる感動はたくさん味わいたいと思う、今日この頃です。
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行ってきました!クリマ Vol.16☆
去年の夏に自ら出展して以来で、今回は久々に客として入場!
気楽にじっくりブースを回ってきました。なんか新鮮だったナ。
初めてクリマに来た頃を思い出しました(確か5〜6年前・・・)。
さてさて、今日の戦利品。
心くすぐられた作品たちです。
Aoyagi Toshiyukiさん
どこかほのかに懐かしさが漂うワンシーンを切り取った絵画作品。素敵な風景の中に人物が小さく描き込まれた作風は、自分の思い出のワンシーンと重なりました。
イチオカ ケイコさん
イラスト作品。ファンタジックでありながら、情緒豊かな日本の伝統美みたいな世界もさりげなく入っていて一目惚れ。
井ノ上 豪さん
心あたたまる水彩画イラスト作品。やさしい空気にふわっと包まれる感じが好きです。秘かにファンです!これからは大っぴらにいきます(笑)。
「シカクデンタツ・シャシン」
ギャラリーブースを使った写真展。知ってる”目”と目が合って思わずハッとしました(笑)。
「箱庭屋」
小箱の中に広がるジオラマ作品。光の加減と背景の差し替えで夕暮れ風景にも一変!出前箱スタイルというのがにくいです。
「箱庭展 vre.2」ニシムラ マホさん
繊細な線が紡ぎ出す不思議な世界。箱庭がどこまでも繋がっていくようで、その作品世界に圧倒されました。
「路上日和」 森永明治さん
一緒に写真展もしたし、この春には旅先でも偶然!?お会いしました(笑)。今回は自作のアクリルプレートをもらっちゃいました。
「melacotta」
映像ルームにあったパラパラマンガがお洒落でした。
他にもシュールな雰囲気漂う”寿司のコースター”とか、身近な材料で精巧に作り込まれた”ミニチュアの部屋”とか、「西岡兄妹」とか。
さて、次回(12/8,9)は僕も頑張ろ。
それにしても、雨上がりの夕方の空がいい感じだった〜。
お待たせしました☆
新作「Gothic & Lolita 〜幻想鉄路〜」完成☆
いよいよ公開です。
ここまで衣装に凝った撮影は、今回が初めて。
ゴスロリと廃線、青空、枯れ草・・・
痛々しいくらいの高コントラストな作品になりました。
挿入した寓話は、
撮影ロケ地の舞台背景、時代性などなど織り交ぜたもので、
(愛知県豊田市の紅葉の名所「香嵐渓」まであともう少しの廃駅)
紅葉の時期になると、渋滞でちっとも進まない国道153号線と、もう廃線になってしまった並行する鉄道の話をベースに、
環境や経済、労働や家族などなど、現代社会を取り巻く色々な問題を散りばめたつもりです。
最終的に、ロケ地もゴスロリも、必然であったかのように全部つながりました!!(笑)
写真と合わせて楽しんでいただけたら幸いです。
「阿修羅ガール」 舞城王太郎著 新潮文庫刊
「減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。返せ。」
小説の出だしはとても肝心。「阿修羅ガール」のこの冒頭の文章は傑作だと思う。主人公の性格や雰囲気がパッと伝わってくるし、どこか親近感みたいなものすら感じてしまった(笑)。バカっぽいけど、一生懸命。ズルいけど、正直。
このあともドドーッと平易な女子高生風の話し言葉表現の一人称で物語が進行していくわけですが、後半でがらっと作風が変わり、一気に物語の深みへと突進していきます。途中まで、なんじゃ、これ!?って感じだったけど、何の予備知識もなく読み進めた僕は、「阿修羅」と「ガール」がどうつながっていくのか全く予想もできなかったわけで、第3部で一気にぐっときました。もちろん第2部の「森」の危なっかしさにも引き込まれたけど・・・。
ミステリー?ファンタジー?純文学!?意外とこの中途半端さが受けたのかもしれません。
話は逸れるが、仏像って年寄りが拝むものだと勝手なイメージがあって、実は数年前まで、あんまり興味なかったのだけど、阿修羅像とか男女合体像とかマジマジと眺めてみたら、だんだんポップに見えてきて、精巧なフィギュアとかを製作して崇めてる現代に通じる、っていうか、時代は変わっても本質はそんなに変わらないかも!?とふと思ったんだよね。人間の心の中を表現してるっていう観点で鑑賞すると、あれらは僕の一部であり、誰かの一部ってことになるわけで、なんか全然違う精神世界が開けてくるんだよな・・・。
そうそう、最近はウエハに敷き詰められた集積電子回路を眺めてると曼荼羅を見てるような錯覚に覚えることがあるんだよね(笑)。仕事で電子顕微鏡を使って超ミクロな世界を観察することもあるけど、あれっ、これってあの世とか地獄とか人間の想像力が生み出した風景そのまんまじゃん!って思ったりすることも(笑)。テクノロジーの発達はちゃんと物事の真理に向かって進んでるんだ〜と勝手に悟った気分になってみたり!!なんてね。
会期終了迫る土曜日に、岡崎市美術博物館で開催されている「シュルレアリスム展 〜謎をめぐる不思議な旅〜」を観てきました〜。
岡崎、宮崎、姫路の美術館で所蔵されている作品を中心に130点余りの展示。
3館だけでこんなに集まってしまうなんて、日本人は相当な”シュール”好きなようだ。
個人的にはマルセル・デュシャンの「トランクの箱 シリーズE」が気になりました。
デュシャン作品のミニチュアを複製し、ひとつの箱に収めたもので、なんとも懐かしい雑誌の付録みたいでワクワクさせられる。
この手のネタに弱い今日この頃。
なんでミニチュアって、こう、心をくすぐるのだろ〜!?
あと、タイトル的には同じくマルセル・デュシャンの「花嫁は彼女の独身者たちによって裸にされて、さえも(グリーン・ボックス)」。
タイトルだけで十分、シュルレアリスムだ(笑)。
リストを見てみると、どうやら岡崎美博は、ずいぶんマン・レイの写真プリントを熱心に収集しているみたい。
かなり高価だと思うのだが大丈夫か!?
ちなみに「ガラスの涙」のオリジナル・プリントがロンドンのオークションで、1枚2000万円で落札されたという記録も・・・。
まぁ、岡崎にあるのはモダン・プリントの方だけどね。
あと、「若沖」も「ダリ」も名古屋の美術館に来ているから、是非おさえておきたいなぁ〜。
日曜は久々にバーベキューに誘われて、
写真のような青空のもと、健康的な一日を過ごしてきました!
気持ち悪いくらい快晴でしたね。
このところ週末の天気がすこぶる良いので、じっとしていられません。