忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2026/07/22 12:39 |
船で行く春爛漫♪東北旅<2日目>
 早朝、5時前に目が覚める。
確か、昨夜の船内放送で案内されていた日の出時刻のタイミングだ。
パッと起きて素早く着替え、カメラを携えてデッキへ急ぐ。
こういう時は目覚めがいいから不思議だ(笑)。



 甲板の上に広がる空はあいにくの曇り空。
霞みながらもなんとなく朝日の清々しい光を感じたけど、日の出が望めそうな天気でもない。
早朝にもかかわらず、デッキには日の出を一目見ようと、ちらほらと乗客の人たちが東の空を眺めていた。
しばらく朝の冷たい風に吹かれながら太陽が出るのを待ったけど、日の出の時刻をだいぶまわってるのに、明るくなるだけ・・・。
あきらめて部屋に戻って二度寝する。



 次に起きたのは8時前。
でも、今日はずっと船でくつろいでいれば良いわけで、いつもの朝のようにせかせかと何かを準備することもないし、出掛ける必要もない。あぁ、なんて幸せ☆(笑)
でも、お腹が空いたのでレストランで朝食バイキングをいただくことにした。
さすがにちょっと遅過ぎたのか、レストランは混雑してて少し待ってから入場。
和洋織り交ぜたバイキングはメニューもまぁまぁ多くて、ごった返すレストランを接客係が総出で切り盛りしてるって感じだった。
普通のホテルと違ってここの従業員は船員なわけで、一度乗務すると3週間くらい船を降りないこともあるそうだ。
接客係は若い女性の姿が多く、年頃なのに不自由が多そうで、いろんな意味で大変だろうなぁ〜と余計な心配がふと頭をよぎる。

 朝食を摂った後は、しばし船内探検。

 海を眺めながらお茶できる軽食コーナー。



昨夜はここで食事してる間に出航してしまいました・・・(笑)。
遅めの朝にたっぷり食べて、昼もバイキングじゃ、ちょっと重いので、ここでチャーハンを食べました。
昨夜のカレーはまぁまぁだったけど、チャーハンは・・・。
でも海を向かい合いながらの食事は最高!

 こんな立派なホールもあって、映画やコンサートなどが催されます。



 ラウンジにはグランドピアノも置かれていて、午後にはピアノコンサートも開かれるらしい。



 部屋に戻ってくると窓から、船と並んで飛んでいる渡り鳥!?が見えました。
なんかね、海の上でも鳥とかが普通に生活を営んでるのが見えて、それがすごく新鮮だった。



 あとはお茶を入れて、読書したり昼寝したり、ウダウダと船上の時間を過ごす。
読んでる本は「銀河鉄道の夜探検ブック」。
非常にマニアックな内容で、宮沢賢治の傑作を隅から隅まで理論的に検証していく内容。例えば、”乗客は何人くらい乗ってたか?”とか”銀河鉄道は何両編成だったのか?”とか・・・(笑)

 船内放送が入って、14時過ぎにいよいよ姉妹船とのすれ違いがあるとのこと。
太平洋フェリー名物で、昼に仙台を出航して名古屋へ向かう船と、異常に接近してすれ違います(笑)。

 デッキに出ると大海原・・・少し陽が射してきました。



 はるか前方にかすかに船影が見えてきて、少しずつ近付いてくる。







 「ぼぉぉぉ〜ん」と大型船らしい太い汽笛が鳴って、たまたま船に乗り合わせた乗客たちが、お互いの人生に幸あれ!と、手を振り合います(NHKの番組ナレーションのパクリ!笑)。なかなかロマンチックな光景でちょっと感動した。



 あっという間に船は遠ざかっていく。



 午後はすっかり天気も良くなり、穏やかな航海が続いてる。デッキでは寝転がってる人がいたり、ベンチに腰掛けて読書してる人がいたり、明らかに船旅好きな人々が思い思いの時間を過ごしていた。



 僕もしばらくデッキで風に吹かれて、ぼーっと海を見て過ごす。
地上から離れて海にいると、日常の喧騒とか忘れられるから不思議。
せかせかと仕事をし、どうでも良い小さなことに追い立てられて、あぁ、普段の悩みや憂鬱なんて、どれだけちっぽけなことかっ!(笑)
あぁ、もうちょっと海に上に居たい。現実に戻りたくないよ〜。
この航海が旅の帰りでなくて良かった・・・。



 潮風に当たった後は展望大浴場へ。(なんて早い切り替え・・・笑)サウナやジャグジーで体を癒す。大きな窓越しに海眺めながら風呂に入れるなんて最高!でも、漁船とか近くにいたら双眼鏡使えば覗けちゃうんじゃないの???(笑)ちなみにさっきの姉妹船とのすれ違いは男風呂側でした・・・そこら辺、やっぱ気を使ってるのかなぁ〜!?

 タオルを頭に被せて湯上がり状態丸出しで部屋へ戻る途中、さっきのラウンジでは、ドレス着たおねぇさんがピアノの弾き語りコンサートをやってました。タイミング悪っ。船旅ももいよいよ終盤です。

 定刻より30分早い16時30分に仙台港へ入港するとの船内放送が入る。朝からずっと船内で過ごしていたというのに、退屈なんかせずにあっと言う間に1日が過ぎてしまった。



 港内に入るとカモメの群れがお出迎え。



 いよいよ仙台に到着。荷物をまとめて下船する。
素敵な船旅をありがとう〜。今度はもう一晩乗って苫小牧まで行きたいなぁ。

 連絡バスはほぼ満員。フェリーとはいえ、意外とクルマなし利用者が多いみたいだ。
去年の夏以来の2度目の仙台。バスで約40分、仙台駅前に到着した。

 すぐに駅前のホテルにチェックインした後は、一度行ってみたかった「せんだいメディアテーク」へ向かう。広瀬通り、定禅寺通りなど繁華街を突っ切って歩いた。さすが東北の中心地、街を歩いた感じとしては名古屋よりも都会っぽい。海もいいけど、こうして都会の通りを歩くのも好きだなぁ。仙台FORUS周辺はごった返していた。

 さて「せんだいメディアテーク」到着。夜7時をまわっていたが、雑誌やインターネットが閲覧できるフロアは開いていて利用者も結構多い。図書館とギャラリーが複合したような施設で斬新な建築様式が特徴的だ。しばし地元雑誌を閲覧して情報収集。



 その後は駅前に戻って、仙台名物「牛タン」を食す。う〜ん、やっぱり美味しい。前と違う店に入ったけど、炭火モクモクでなかなかの雰囲気。それにしても、何か協定でもあるんだろうかと思うくらい、どこの店も値段が一緒・・・。

 お腹を満たしたところで、ちょっとネットで調べ物を、ということで人生二度目の漫喫に入る(笑)。思わず2時間以上も滞在してしまった。週末とあってか店を出る頃には結構な混み具合。ホテルおさえてあるから今回はいいけど、確かに漫喫に泊まるってのもアリだなぁ〜と思った。

 ホテルはチェーンのを利用したけど、ここまで節約するかっ!ってくらいあらゆるものが簡略化されていて、なんか質素で寂しくなる雰囲気。テレビのリモコンはケーブル付いてるし、湯沸かし器もテーブルもない。新しいホテルだけど、比較的空室が多くて予約が入りやすかった理由がわかった気がした。寝るしかない退屈な部屋は、熟睡するにはちょうど良かった。

<つづく>
PR

2007/04/28 23:45 | Comments(0) | TrackBack() | 旅行
船で行く春爛漫♪東北旅<1日目>
 なんか安っぽいパック旅行っぽいタイトルですみません(笑)。今年のGWは思い切って太平洋フェリーを使っての東北旅を企てました!ちょっと前にやってたテレビ番組(NHK総合「ドキュメント72時間」)で太平洋フェリー密着ドキュメントを観て「僕が求めてたのはこれだ〜!!」と、すぐに予約して特等室をおさえました!実は最初はS寝台をおさえてたのだけど、1人でも2人用個室を料金アップなしに使えることを知って特等にチェンジしました。夏は特別料金でかなり高くなるし、予約も競争率かなり高そうなので、行くならGW連休がベストかなって思ったので。ホントに一番の目的が優雅に船旅を楽しむことだったので、実は仙台に着いてからのことは直前まで何にも考えていませんでしたね(笑)。あぁ、そういえば自分、昔、宮沢賢治ゆかりの地「花巻」へ行こうとしてたんだよなぁ〜ってことを思い出して、急いで「銀河鉄道の夜」を読み返して(いや、正確には観返して・・・アニメ映画版も傑作!!)、岩手・イーハトーブ巡りをすることにしました!

 さて、前置きはこの辺にして、以下、旅レポです☆

 27日金曜日。GW9連休を迎える前の最終日の仕事を早めに切り上げて、名古屋港へ直行。「あれ、早いねー?!」とか同僚のみんなに口々に言われたりして、コソッと帰るつもりが、思いっきり目立っちゃったナ〜(笑)。フェリーには乗ってもクルマは連れていかないので、あおなみ線に乗って市バスに乗り換えて・・・という少々面倒なルートで名古屋港のフェリーターミナルへ向かう。ガラガラのあおなみ線車内には大きな荷物を抱えた旅人っぽい出立ちの乗客が数人。結構、クルマなし利用もいるみたいでちょっとホッとした。







 バスの中からチラッと船が見えて、思ってたよりデカくてびっくり☆「きそ」という2005年デビューの新造船で「カー・オブ・ザ・イヤー」ならぬ「フェリー・オブ・ザ・イヤー」2年連続受賞だそうです(そんなものがあることすら知らなかったが・・・)。むか〜し昔の高校生の頃に修学旅行で、大阪から釜山まで船で行ったことがあるのだけど、その時の船よりもひとまわりもふたまわりも大きくてキレイだ。小汚い(笑)ターミナルで搭乗券を受け取って、いよいよ船内へ。入り口でスタッフがズラーっと並んでてお出迎え。エントランスは3層吹き抜けになってて、壁に照明が当てられて光ってたりしてなかなか不思議な演出空間あり。時節とはいえ、こいのぼりがぶらさがってるのはビミョーだが・・・(笑)。インフォメーションカウンターでカードキーをもらってから階段を昇って客室フロアに向かい部屋に入った。





「おぉ〜!広い!!」

 最近、旅で安ホテルばかり泊まってたので、きっとこれはかなりオーバーな表現かも知れず!(笑)でもバストイレ付で、冷蔵庫も電磁式湯沸かし器もソファもあって、大きめの液晶テレビに豊富な間接照明・クローゼットまでしっかりあって、ほんとにフェリーの中とは思えないくらいの部屋の雰囲気。どうせ船だからとあんまり期待してなかったので余計だ。違うことといえば、この船酔い時のための「ゲロ袋」、いや失礼・・・「エチケット袋」が備え付けられてることぐらい。(となりの「牛タンおつまみ」は今夜のお供なので気にしないでください。笑)揺れないといいけどなぁ〜。





 落ち着いたところでデッキに上がってみる。夕暮れの名港トリトンを船上で眺めるのはまた格別。こんな洒落た天窓があってレストランが覗けてしまった(笑)。









 急にお腹が空いてきたけどディナーバイキングという気にもなれなかったので、軽食スタンドコーナーでカレーとビールを注文(笑)。カレーが500円、ビール(生中)が550円と、船内の割には良心的な価格だ。窓際の席を確保して外を見てたら船がゆっくりと動き出した。し、しまった、こんなところで出航を迎えるなんて・・・(笑)。出航は20時。さっと食事を終えて、再びデッキへ上がる。ちょうど名港トリトンをくぐる瞬間にはなんとか間に合ったー!が、あちらこちらから記念撮影を頼まれて、なかなか落ち着いて名古屋港の夜景を満喫できず(苦笑)。中部国際空港まで頑張ろうかと思ったけど、さすがに寒くて寒くて部屋に戻ることに。「いま、どこ?」ってタイトルの付いた手作り風のプリントがあって、21時には中部国際空港沖、22時にはもう伊良湖岬沖にいると書いてある。時速40キロくらいのスピードだそうだけど、案外早いもんなんだなぁ〜。まぁ、確かに信号待ちとかあるわけじゃないからね(笑)。





 そんなこんなで洋上の夜は更けていきました〜。

つづく

2007/04/27 23:45 | Comments(0) | TrackBack() | 旅行
春の青春18きっぷ旅 京都・姫路さくら前線紀行<後編>
 神戸の朝。春らしいうっすらと霞んだ空。昨日は疲れてしまって港の方を歩かなかったので、まずは海辺を散歩してみた。日曜の早朝、さすがに人も少ない。そういえば、何年か前にこの辺りを歩いて撮影したっけなぁ〜とか、過去の思い出が懐かしく甦ってきた。不思議なカタチをしたモニュメントがあったのでなんだろうと思って近付いて確認してみたら「8時間労働発祥の地」とある・・・なるほど〜そんなありがたい!?場所だったのかぁ、ハーバーランドは(笑)。





 その後はオープン準備に忙しい南京町の通りを抜けて、ちょっと知り合いに会ってお茶してから元町駅へ。そしていよいよ、今期の最後の5回目のところに印付けてもらって18きっぷ旅再開。一路、姫路へと向かった。いつもこの辺り通ると思うんだけど、須磨の海岸辺りの風景いいねぇ〜。



 お昼過ぎには姫路に到着。姫路と言えばやっぱりお城。途中下車したことはあるけど、姫路城には一度も行ったことがなかった。商店街を突っ切って、いよいよ姫路城とご対面。やっぱ、ここはすごいわぁ〜。桜も満開。僕が住んでる地元にも城の桜の名所があって、毎年のように出掛けているが、まるで規模が違う・・・。場内にも入場しようか思ったけど、すごい人で1時間半待ちということだったのであきらめた。城は入るより、外から眺めるもの!と自分に言い聞かせる(笑)。公園内をウロウロしてたら結構いい感じの撮影スポットを発見。写真はけっして合成ではありません(笑)。ホントにこんなふうに天守閣が見えるスポットがあるのです!







 学生くらいの中国人グループの女の子がやたらキメキメのポーズで写真撮り合ってたのが面白かった。なんか、そういう文化らしいよね!?日本人って、せいぜいVサインくらいで直立不動で記念撮影するのが普通だから目立っておりました(笑)。城のすぐ側にある総レンガ造りの美術館もかなり立派。





 駅へ戻って一路東へ、帰宅の途に就く。少し時間も早かったので京都で途中下車。JRで行ける桜の名所「嵐山」をちょっとだけ覗きに行ってみる。嵯峨野線に乗り換えて嵯峨嵐山駅で下車。懐かしい感じのする通りを歩いて、渡月橋方面へ。この橋を渡ったのは、高校時代の遠足の時以来かもしれない!?ベタではあるが、人気スポットにはそれなりの理由があるものだ。ボート多過ぎ!(笑)ついでにしては欲張りなオマケだったが、わずか1時間ほどの嵐山滞在でまたアタマの中は京都モードに戻る。







 どんどん東へ。21時前には帰宅。この春の18きっぷもちゃんと使い切った!!そろそろ貧乏旅も一休みして、今度はゆっくり休めるリッチな旅を企画しようと考えてます。あくまでマイペースでね。せっせと去年から今年に掛けて、18きっぷ使ってあちこち出掛けてきたけど、これには実は理由があって・・・たぶん、そのカタチを近いうちにお披露目できると思います。お楽しみに。

2007/04/08 23:51 | Comments(0) | TrackBack() | 旅行
春の青春18きっぷ旅 京都・姫路さくら前線紀行<前編>
 京都はもう数え切れないほど行ってるけど、桜が咲いてる時期に行ったことがなかった。去年はちょっとだけポートレート撮影でこの時期に行ったけど、開花が遅れていたのと、混雑する桜の名所を意図的に避けたわけで・・・。

 今回は、桜の見頃にドンピシャなタイミング!!混雑を覚悟の上で、一路、週末の京都へ向かった。いつもなら地元の駅からだと余裕で座れるのに、18きっぷ、しかもJR発足20周年の特別価格の今期最終ホリデーとあってか、すごい混んでて、なんと米原まで約1時間半も立たされるハメに・・・。こんなに利用者がいると、このきっぷの寿命も近いかもしれないナと本気で思った。

 10時過ぎに京都に到着。休日に名所観光するなら京都駅からバスに乗らないのが鉄則!まずは奈良線に乗り換えて1コ次の東福寺駅へ。そこから京阪に乗って四条へと向かう。シーズンまっただ中(京都は年中だけどね・・・)の休日とは思えないほどガラガラでゆったり。スムーズに乗り継げて、11時前には平安神宮の前までやってきた。有名な円山公園の枝垂れ桜を堪能。ここは夜に混み合うスポットなので、午前中は結構空いている。やっぱり貫禄があるなぁ〜。今晩の花見の宴の場所取りで敷地内はブルーシートがビッシリ☆







 観光客が増えてきたところで公園をあとにして、祇園をふらっと歩く。雨で路面が濡れて、なんとも風情のある光景に出会った。ついでに高瀬川沿いの桜をパシャ!しばし撮影に集中する。







 そして、今日の目標のもうひとつは、京都の有名喫茶「ソワレ」デビューを果たすこと。昭和23年創業の本物の老舗喫茶!レトロ風とか、昭和風とか、そんなんじゃありません。時代が変わっても貫き通し続けてる独特の美。東郷青児氏の絵画。ブルーの照明。噂には聞いてましたが、実際に来店してみて納得!こりゃ、すごい!!しばし時間を忘れて店の雰囲気に浸っておりました。京都に来る愉しみが、またひとつ増えたナ。店を出る際に佐々木良三氏の「春の装い」という絵が印刷された素敵なカードを1枚いただく。本のしおりとして、これから永く愛用することになるだろう(笑)。





 ちょっとだけ高瀬川沿いを北上したところで、2月に一緒に写真展をやった森永明治くんからメール。今日は明治くんも京都に来てるらしく「今、四条駅前にいるからこれから会いませんかぁ〜」と、素晴らしく絶妙なタイミングでお誘いが!!毎回、ほとんど無計画なまま、大っぴらに告知することなくひとり旅に出掛けているけど、旅先でバッタリ地元つながりの人と会ったりすることがよくあるのが不思議だ!写真展以来の再会。またまた別の老舗喫茶に立ち寄ったりしながら、お互いカメラ人なのでしばし今日の撮影成果話で盛り上がる。う〜ん、ひとり旅もいいけど、やっぱり人と喋るのが好きな自分の本性を知った気がしたナ(笑)。楽しく賑やかなひと時もあっという間に過ぎて、再び、ひとり旅モードに。

 夕方になって雨が本降り。観光地巡りをする気にもなれず、また行きと同じルートで京都駅に戻って、京都みなみ会館というマニアックな(笑)映画館に向かうことにした。名古屋でいえば、ちょうどシネマスコーレとかシネマテークって感じか。ちょっと最近気になってた、アニメーションでありながら実写に基づいた美しい風景描写で定評のある新海誠監督の新作「秒速5センチメートル」を観る。1時間で関連のある短編3本組という変わった構成。主題歌の山崎まさよし「One more time, One more chance」が流れてきて、あぁ、監督と同世代なんだなぁ〜としみじみ思った(笑)。帰り際に入り口のパンフレットさばくってたら、奈良美智のドキュメンタリー映画も京都で公開が始まったらしい。し、しまった、、、こっちをチェックしとくべきだった。絶対、レンタルとかに置かれることないジャンルだからなぁ〜(苦笑)。

 映画館から出てきたら、ちょうど雲も薄くなって雨も上がってた。すぐ近くのライトアップされた東寺の五重塔を撮影する。中に入れなかったのは残念だったけど、京都でライトアップされた寺社を撮るのは初めてで、結構幻想的だなぁ〜と感動。その後は再び列車に揺られて、一路、今夜の宿のある神戸へと向かう。途中、某有名引っ越し会社の作業服のまま、いかにも短期でバイトしてきました〜って感じの女の子が普通に電車に乗ってきて、ちょっとビビった(笑)。あれって、現地集合・現地解散バイトなのか!?そういや、引っ越しシーズンだしなぁ〜、ちょっと遅いか。



 久々の三ノ宮。京都とは全然雰囲気違う。潮風に誘われてうっかりホテルと反対側へ歩いてしまった。これも旅の醍醐味。チェックイン予定時間ギリギリ。明日はもう少し西へ行こう。

<つづく>

2007/04/07 23:12 | Comments(0) | TrackBack() | 旅行
お縫い子テルミー



「お縫い子テルミー」 栗田有紀著 集英社文庫

 現代のファンタジーだと思う。生まれ育った島を15歳で抜け出して、新宿・歌舞伎町で流しの縫い子として、依頼元の家々を点々と居候しながら生計を立ててる少女なんているわけがない。でも、女装の歌手シナイちゃんへの叶わぬ恋に堕ちて、自身の感情の高ぶりを認めながらも、冷静に自分を見つめるテルミー。年齢の割には、妙に周りとの距離を意識させるスタンスで生きているが、そこがまたなんだかリアリティを感じさせる。むしろ、この年頃の早熟な子が発する空気感って、こんな感じだったような気もする。

 個人的にはエンディングの孤独と自由を説いた文章が好きだ。自分も15歳の頃、親元を離れて過ごし始めたのだけど、その時の気分を思い出した。自分で稼いだお金で生活する愉しみ。いちいち親にお伺いを立てなくても、全部自分で決めていいし干渉されることもない。ちょっと寂しいけれど、それはどこか清々しさにも通じるものがある。将来のことを具体的にイメージして心配するよりも、今日と言う時間を自由に生きられる嬉しさの方が勝ってしまう、そんな自立のスタートラインに立った時の心境だ。

 後半の「ABARE・DAICO」の小学5年生、小松くんの行動も楽しい。読んでたらなんとなく「インストール」(綿矢りさ著)の男の子と重なった。大人顔負けの生意気な口を叩く割には、肝心な時に結構な小心者・・・頼もしさの中に未熟さが見え隠れする微妙な子ども像は、嫌味なく受け入れられるし、かわいさも持ち合わせている。こちらもおすすめ。


 さて、写真は花見帰りに惹かれた桜の夜店風景。去年もここで立ち止まってシャッターを切ったっけ。実は昨日は体調壊しながらも公園でポートレート撮影、今日は一応、体調復活して職場のメンバーでお花見の宴、そして夜は友人宅で鍋パーティー。相変わらずのペースだ(苦笑)。

2007/03/31 23:17 | Comments(0) | TrackBack() | 読書

<<前のページ | HOME | 次のページ>>
忍者ブログ[PR]